VE(嚥下内視鏡)で何を診る

摂食嚥下治療を行うとき、喉内部の情報を直接見れるVE(嚥下内視鏡)は有効である。しかし、咽頭内や喉頭周辺の形状は個人によって異なり、病状によっても変化している。また、飲食物、唾液、鼻水、痰、テストフード、トロミ加減などにより同じ患者様でも変化している。確実に診断するには、1000件以上診ないと経験の蓄積は難しいと言われています。年間40件ほどしか検査できない施設だと確実に診断できるだろうか。そのような不安を解消するために、年間1500件以上VE検査されている健和会病院 福村直毅先生が嚥下治療に有効なVE静止画像と動画を厳選し、解説したを講演をDVDにしました。4枚組、約4時間に膨大な情報が含まれています。是非、日々の嚥下治療にお役立てください。

● 嚥下治療講座2018山形読影会DVD

 

2018年3月24日、25日 山形市で行われた 山形摂食嚥下研究会特別企画

~嚥下内視鏡検査の見方~評価・分析を極める~での福村直毅先生講演を収録

嚥下の仕組みとVE評価のポイント、44症例のVE動画を解説。

4枚組DVD。約4時間収録。定価6,480円(消費税込み)

 

嚥下治療講座2018山形読影会DVD収録メニュー

(嚥下の仕組みとVE評価のポイント)に使用した51枚のPDFは、すぐに勉強会などに利用できます。

 

ディスク1.81分59秒

嚥下の仕組みとVE評価のポイント  34分49秒

姿勢と咽頭の考え方            6分38秒

外来10症例の解説 1~10         40分32秒   

 

ディスク2.59分16秒

姿勢と咽頭の考え方                 6分38秒

在宅・施設13症例の解説 24~36  52分38秒

 

ディスク3.51分1秒

姿勢と咽頭の考え方               6分38秒

病棟12症例の解説 46~57     44分23秒   

 

ディスク4.53分29秒

姿勢と咽頭の考え方         6分38秒

病棟9症例の解説 58~66         46分51秒

 

 


VE評価のポイント 34分49秒

● 収録項目

静的評価              
上咽頭汚染 喉頭蓋形状  ルートの総合評価
中咽頭汚染 披裂間  (嚥下後)
下咽頭汚染 披裂喉頭蓋ひだ 残留位置
咽頭汚染  仮声帯 喉頭侵入位置
気管内汚染 声帯 誤嚥物
咽頭の広さ、概形 咽頭後壁 誤嚥リスクの総合評価

 

嚥下中現象の予測因子    
・食道入口部開大 ・喉頭蓋反転    ・声門閉鎖
  泡沫様唾液   反射後の動き   仮声帯のボリュウームと硬さ
  下咽頭残留左右差       後壁残留の様子     発声時の様子
    披裂間残留   息こらえの様子
    喉頭蓋周囲の付着物     喉頭侵入物の位置とかたち

 

収録サンプル動画

嚥下治療講座山形読影会DVDには44症例のVE画像を福村直毅医師が読影されています。

その中から2症例をサンプルでご覧下さい。