食事中のむせや咳き込みが気になっていませんか?
もし、家族が誤嚥性肺炎になったらあなたはどうしますか?
誤嚥予防姿勢を考えませんか?
誤嚥予防姿勢(頸部前屈)とは、枕を高くしてあごを引いた姿勢。
目安はあごの先と胸との距離が小指・薬指・中指・人差し指(4横指)分あいた下の写真です。
あなたやご家族様に最近次のようなことがありませんか?
どれか一つでも、当てはまるなら嚥下障害の恐れがあります。
専門病院での検査を考えてください。
あなたやご家族様に以下の症状は見られますか?
誤嚥性肺炎の恐れがあります。
専門の病院での検査を考えてください。
1.看病、見舞いに病院に通うのが大変なのに、すぐに退院後のことを聞かれ、
在宅か転院か施設入所か選択を迫られます。
2.ご本人は、すぐに好きなものを食べたい、早く家に帰りたいと願っても
そうはいかない場合、ご家族様は戸惑い、慌てます。
3.最悪、次のようになることを覚悟してください。
4.退院時に食事指導を受けます。
【在宅療養をされている方】
退院時に食事姿勢を指導されたが、よくわからない。
毎回ではないが、食事をヘルパーさんにしてもらっており、むせないか心配。
【施設に入所されている方】
飲み込みやすい食事を作ってもらっているので、食べ物の心配はない。
でも誤嚥性肺炎になるかもしれないと言われている。
なぜ、誤嚥を起こすのか説明がない。または、説明がわからないので、予防できないのかいら立ちがある。
あなたの悩みは
・食事中にむせや咳き込みが多い。
・誤嚥するのが心配。
・誤嚥を予防したい。
ですか
一緒に誤嚥予防を考えてみませんか。
誤嚥予防には3つの注意点が必要です。
食べ物、食べさせ方、食事姿勢の3つです。
【具体的にできること】
1.食べ物(食形態)
刻んだり、ペースト状にしたり、とろみをつけたりして飲み込みやすくします。
また、市販の嚥下食などが利用できます。
これらは、嚥下能力や身体状況に応じて変更することが可能です。
医師からの指導、栄養士からのアドバイスなどが受けられます。
2.食べさせ方(摂食方法)
小さめのスプーンで一口量を少なくして、ゆっくり食べさせます。
食事介助者が様子を見ながら、調整して食べさせることができます。
【曖昧なこと】
食事姿勢で頭の角度調整です。
一般的に、枕を高くしてあごを引く、目安はあごの先と胸との距離が小指・薬指・中指・人差し指(4横指)分と言われています。
下の写真2つとも同じ表現になりますが、見た目から明らかに異なります。
でも、誤嚥予防として、何が違うのか説明できる人は少ないです。
あごを引きすぎると、飲み込めません。あごが上がると食べ物が気管に入りやすくなり誤嚥します。食事介助者は実際に自分が試して確認するとよりよい食事介助ができます。
枕とクッション、タオルで毎回同じ頭の角度を調整するのは難しいです。
人によって頭頸部の感覚は異なっています。
私は平成19年4月から25年3月まで、兵庫県立福祉のまちづくり研究所で食事支援機器の研究開発をしました。嚥下のことを全く知らなかったので、飲み込みやすい姿勢はどういうものなのか知るために、回復病棟の看護師19人に協力していただき誤嚥予防姿勢を調整する実験をしました。
結論から言いますと、飲み込みやすい姿勢ができたのは3割ぐらいであとは、まったく飲み込めない、かむこともできないなどひどいものでした。医療従事者でさえこの状況なら、在宅や介護施設では、難しいと。誤嚥して入退院を繰り返す方がおられるのも無理ないと感じました。
枕の角度を変えるだけで飲み込みやすさは変わります。
もし、飲み込みやすい頭の角度が毎回ほぼ同じであれば誤嚥予防ができるのではないか。飲み込みやすい頭頸部の調整ができる人にしてもらい、そのまま置くだけで利用できれば、誰がやってもほぼ同じ誤嚥予防姿勢が再現できるのではと強く感じました。
食事内容は見えます。
食べさせ方も変えられます。
しかし、口の奥から食道までは外から見えないので誤嚥の危険性があるのか、食事中はわかりません。
気管の入り口周辺は、外から見えないため、頸部前屈ポジションでのCT画像に色を付け見やすくしました。
食道は皮膚のように薄く、入り口は脊椎の前の筋肉にくっついていますので、CT画像に写っておりません。
飲み込む動作は複雑な動作をしますが、安全に飲み込むには、
➀飲食物が気管に入らないようにフタ(喉頭蓋)をする
②のど周辺の筋肉が収縮して、飲食物を食道に押し込む
③食道の入り口が開き、飲食物を食道に入れる。
この3条件がほぼ同時に起こります。どれかが不十分であったりタイミングがずれると誤嚥が生じます。
誤嚥は、食事以外でも起こります。24時間いつ起こっても不思議ではありません。
睡眠中におこる誤嚥は唾液誤嚥または不顕性誤嚥と呼ばれます。
唾液誤嚥に興味のある方は、こちらをクリックしてください。
頸部の高さと後頭部の高さを調整すると、枕全体の角度が変わります。枕全体の角度を調整することによって頸部前屈姿勢が調整できます。
1.後頭部を高くするとあごを引いた姿勢になり、気管のふた(喉頭蓋)の上やその周辺に食物が貯まる空間が作れ、ごっくん(嚥下反射)が起こるまで貯めておける
2.のど周辺の筋肉が緩み、飲み込みに必要な筋肉が働きやすくなる
3.普段封筒の口のようにくっついて閉じている食道の入り口を広げることが期待できる
以上が頸部前屈をとる理由になります。
イージースワローは、ベッド上または背延長のリクライニング車椅子でリクライニング45度から90度の範囲で使用します。
枕本体とSクッションとMクッションからなります。
頸部前屈姿勢を調整するには、枕本体のクッション挿入袋(3箇所)に、2種類のクッションを挿入します。その組み合わせは5パターンになります。
クッションを一度挿入すると抜かない限り、枕の角度はかわらないので、誰がやってもほぼ同じ誤嚥予防姿勢が調整できます。
微調整は、タオル1枚でできます。枕と首の隙間をタオルの厚みを変えて行えます。
・タオル1枚を使って、
枕と首の隙間を調整すると頸部の緊張もやわらぎ、気持ちよく食べられます.
・枕の下端を肩口に当てると食べやすくなります。
・在宅療養の方は、医療従事者に相談して調整してください。
¥10,000
サイズ | 枕本体:520×300×100mm Sクッション:460×100×80mm mクッション:460×140×100mm |
材質 | 布帛:ポリエステル100% ニット:ポリエステル100% ビーズクッション/ニット:ポリエステル100% ビーズ:ポリスチレン・ポリエチレン重合体 |
個数 | 1 |
この商品について
枕本体:520×300×100mm Sクッション:460×100×80mm mクッション:460×140×100mm
枕本体/布帛:ポリエステル100% ニット:ポリエステル100% ビーズクッション/ニット:ポリエステル100% ビーズ:ポリスチレン・ポリエチレン重合体
病院と同じ誤嚥予防頭頸部の姿勢が退院後もできる
クッションを挿入するだけで飲み込みやすい頭頚部姿勢が調整でき、クッションを抜かない限り同じ頭頸部位置に調整できる
洗濯はぬるま湯で、手洗い後、脱水して下さい。乾燥機は避けて、陰干ししてください
食事をしているときに、枕がずれ落ちる場合は、枕本体にマジックテープ付き枕カバーをかけて、ベッド取付シートのマジックテープで固定してから、ベッドに引っ掛けてください。ベッド取付シートは、2種類用意しております。 イージースワロー枕本体の重さは280g、Sクッションは70g、Mクッションは120gです。
通常の枕(1kg)と比べると軽くずれ落ちにくくなっています。
¥15,000
イージースワロー | 枕本体:520×300×100mm Sクッション:460×100×80mm mクッション:460×140×100mm |
材質 | 布帛:ポリエステル100% ニット:ポリエステル100% ビーズクッション/ニット:ポリエステル100% ビーズ:ポリスチレン・ポリエチレン重合体 |
マジックテープ付き枕カバーKESP-01 | ポリエステル100% 背もたれのメスマジックテープに枕カバーのオスマジックテープを直接取付けることができます。 |
ベッド取り付けシートKES-AS01 | ポリエステル100%、滑り止めシート(スベラナイト) ベッド取付用シートのメスマジックテープに枕カバーのオスマジックテープを取付けると、ベッド上でも使用できます。 |
個数 | 1 |
この商品について
枕本体:520×300×100mm Sクッション:460×100×80mm mクッション:460×140×100mm
枕本体/布帛:ポリエステル100% ニット:ポリエステル100% ビーズクッション/ニット:ポリエステル100% ビーズ:ポリスチレン・ポリエチレン重合体
病院と同じ誤嚥予防頭頸部の姿勢が退院後もできる
クッションを挿入するだけで飲み込みやすい頭頚部姿勢が調整でき、クッションを抜かない限り同じ頭頸部位置に調整できる
マジックテープ付き枕カバーKESP-01とベッド取り付けシートKES-AS01を使うことで、ベッド上や背延長車椅子に簡単に取り付けられる。
洗濯はぬるま湯で、手洗い後、脱水して下さい。乾燥機は避けて、陰干ししてください
枕の下にクッションやタオルを敷き頸部前屈を調整している今までの方法と
比べて、イージースワローは以下の点で優れています。
1.崩れにくく、飲み込みやすい頭頸部姿勢
挿入袋内のクッションやタオルは抜けにくくなっており、
時間が経っても枕の傾き形状は変わりにくくなっています。
2.再現性がある
一度設定すると、次回からはクッションを置くだけで誰がやっても
ほぼ同じ頸部前屈が調整できます。
3.微調整が簡単
タオル1枚で頸部や頭部の高さを調整出来るので、日々の体調により、
微調整が必要な時も簡単にできます。
4.入院中と同じ誤嚥予防姿勢が再現できる
入院中に医療従事者に調整してもらって、退院後在宅や施設でも
同じ誤嚥予防姿勢が再現できる。
5.洗濯・消毒できます。
ぬるま湯で手洗い後、脱水をかけて日陰で天日干ししてください。
嘔吐・ノロウィルス等にも安心、次亜塩素酸消毒できます。
枕の下にクッションやタオルを敷き頸部前屈を調整している今までの方法と
比べて、イージースワローは以下の点で優れています。
1.崩れにくく、飲み込みやすい頭頸部姿勢
挿入袋内のクッションやタオルは抜けにくくなっており、
時間が経っても枕の傾き形状は変わりにくくなっています。
2.再現性がある
一度設定すると、次回からはクッションを置くだけで誰がやっても
ほぼ同じ頸部前屈が調整できます。
3.微調整が簡単
タオル1枚で頸部や頭部の高さを調整出来るので、日々の体調により、
微調整が必要な時も簡単にできます。
4.入院中と同じ誤嚥予防姿勢が再現できる
入院中に医療従事者に調整してもらって、退院後在宅や施設でも
同じ誤嚥予防姿勢が再現できる。
5.洗濯・消毒できます。
ぬるま湯で手洗い後、脱水をかけて日陰で天日干ししてください。
嘔吐・ノロウィルス等にも安心、次亜塩素酸消毒できます。
・今、行っている枕での調整と同じ感覚で調整できます。
・一度調整すると次からは置くだけです。
・微調整は、タオル1枚の調整ですみます。
頸部前屈用でMサイズを使用する場合が多いと思います。 病棟では食事の際にイージースワローを使用するようにしていますが 普段の枕と入れ替えるだけなので簡便なようです。
一般病院 言語聴覚士
枕とMクッションを組合わせての使用と、上腕部にLLクッションを使用しました。
円背の方で、臥位のアライメントでは、肩関節が内旋位となったため、それを抑制しました。
臥位でも、車椅子でも両方使用できたので、応用性が高くてよかったです。
患者さんの家族さんもとても喜んでいただきました。
回復期病棟 理学療法士
最初は軽すぎて、どうなのかな?っと思いましたが、その軽さのためギャッジを上げても落ちにくい。
中のビーズは、軽量なのに頭を乗せると安定しているみたいです。
枕カバーが緩いのはどうかのかな?っと思いましたが、枕とカバーの間に角度を付ける為のクッションを入れられる様に伸びる素材で更に緩くしてある様です。全く動かない枕というのも困りますので、その緩さが遊びになっているみたいです。
枕が下へ落ちてこない様に、滑り止めマットと枕がマジックテープで止められます。
このマットは、枕側はマジックテープが止められるジャージ素材で裏側はゴム素材です。
これ、スグレモノだと思いましたよ。結構厚みが有って安定しています。縦長になっているので、余った部分をマットレスの下に差し込めます。
ご家族様
枕を少し深めに使い両サイドをたわませて、肩甲骨に入れるように考えました 頸部後面や肩甲骨周囲の隙間をどうするかだと思います。 頸部後面にはSや、Mを使用するのもいいかなと思います。 今回は高齢者の方だったのですが、小児施設等の方が使用できる方が多いのでは。 脳性麻痺等、非対称の姿勢が構築された方が多いと思いますので。 簡単ですが、感想です。
回復期病棟 理学療法士
100歳の母が嚥下困難でリハビリを受けています。
頭の角度が毎回微妙に違って整えるのに苦労しているので試用してみたいです。
言語聴覚士に設定してもらいました。頭の後ろにベッド取付シート+枕に
LLクッションを入れてマジックテープ付き伸縮枕カバーをしてから
首の後ろにMクッションを当てています。
これで、ベッド上半身を起こせば、かなりいい角度になります。
あとは。厚タオル1枚程度で微調整しています。
ご家族様
そのようにお考えであれば、イージースワローがお役に立つのではないでしょうか
平成28年2月1日より 福村直毅先生の 「楽に食べよう~完全側臥位法のすすめ」ブログを発信します。
介護用枕をお探しなら【甲南医療器研究所】へ。咳き込み、むせ防止に、角度調整が簡単にできる誤嚥予防介護用まくら「イージースワロー」の通販サイトです。
寝たきりの方がいつでも安全で飲みやすい姿勢をキープする事ができます。無料貸出も行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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