健和会病院へ

平成30年11月29日

 

福村先生のいらっしゃる健和会病院へ行ってきました♪
父をいつものように車内で回復体位を目指した側臥位にして、必要なものを入念にチェックして車に乗せて行ってきました。
今回は車で4時間ほどのところなのでまた一つチャレンジです。
いつも何かにチャレンジする時は不安よりも好奇心とワクワク楽しい気持ちが勝ります♪
何度も休憩しながら、父も時折窓から見える景色を楽しみながら、ゆっくり6時間以上かけて行ってきました。
9月に再び福村先生に診察していただいた時に、お口から食べられるようになって栄養状態が良くなり回復してきたから次のステップとして、立位訓練=自分の足で立つための訓練をすると良いと教えてくださいました。
その際、ひざが曲がっていると支えきれなくて筋力がないと立てないため、ひざを伸ばしておける装具を使ってリハビリをすれば良いことを教えてくださいました。
そこで、父がパーキンソン病と診断されてから通っていた総合病院の神経内科の先生に相談しました。
その先生は入院時に父の担当医だった先生です。
「食べられるようになる道のりは険しい。でもゼロではないからリハビリ病院へ転院してみたらどうか」とおっしゃってくださった先生です。
まずこれまでの経過をお伝えし、福村先生のおかげで父がお口から食べられるようになったことをお伝えしました。
言葉では伝えきれないので、父の食べている写真を何枚も現像して簡単なアルバムを作ってそれを先生にお見せしながらお伝えしました。
先生は「あそこまで悪くなってしまうと助からない人が多い。良かった!良かった!」と驚きながらとても喜んでくださいました。
ひざ装具を作ってリハビリをしたいことを相談しましたら、それならと整形外科の先生を紹介してくださいました。
後日、整形外科の先生のところへ父を連れて行きました。
その先生は父を一目見ただけで「うちでは作れない」とおっしゃいました。
リハビリに関与していないのに装具だけを作ることはできない、今の状態だと装具をつけることで褥瘡になるリスクがある、責任の所在がはっきりしないなどが理由でした。
再びケアマネさんや訪看さん、PTの先生に相談したり、リハビリセンターにも電話で相談しましたが、今の父に装具を作って積極的にリハビリを、という先生はなかなかいらっしゃらないのではないか…ということでした。
そこで福村先生に相談させていただきました。
そして先生のいらっしゃる健和会病院へ訪れることとなりました。
今日まで父の喜びや楽しみが増えるように、幸せを感じられるようにと、一日一日を重ねてきました。
そして父の可能性を閉ざさないように、少しでも可能性があることはチャレンジさせてあげたいと思っています。
そうした私たちの思いだけではどうにもならないことがあることを、これまでも幾度も思い知らされることがありました。
福村先生のように可能性を引き出して幸せな方向へ導いてくださる先生に出会えた父は幸せです。

 

福村先生の豊富なご経験、視野の広さ、洞察力、深い愛にいつも救われています。